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2020-05-10 17:24:00

みんな大好きイタリアン。特に様々な形のパスタを使った料理は麺類好きとしてはたまらない美味しさ。今日は意外と知られていないパスタソースをざっくり紹介します。分類は諸説ありますし、レシピや定義も人によって違うものです。何が言いたいのかというと細かいことは考えないでくださいね。

パスタの種類は沼に入ってしまうので、ソース(パスタ料理)の種類をざっくりわけてみましょう。

⑴トマト系

⑵オイル(塩)系

⑶クリーム系

⑷その他

⑸和風系

私が分けるとすればこんな感じになります。もっと細かく分ける人もいますけど、料理やメニューを考える上ではこのくらいがわかりやすいかなと個人的には思っています。それでは代表的なソースを紹介していきましょう。

⑴トマト系

・ポモドーロ(トマトソース):一番シンプルなトマトソースのパスタ。お店によっても違いますが、玉ねぎも入れずシンプルなものがイメージでしょうか。

・アラビアータ(怒りん坊):鷹の爪を入れた辛いパスタですね。イタリアンパセリを多めに入れるとカレッティエッラ。

・アマトリチャーナ:トマトソースに玉ねぎを入れて、パンチェッタ(生ベーコン)とペコリーノでいただくパスタ。

・プッタネスカ:娼婦風の意味。お水の女性がその辺にあるもので適当に作れるものというイメージだったような。ケイパー、アンチョビ、黒オリーブなどが入ります。

・ペスカトーレ:魚介がたっぷり入ったパスタ。定番ですね。

・マリナーラ:漁師風の意味。これは魚介に限らず、オレガノとニンニクを効かせるのが一般的。

・ボロネーゼ:ここに分類するかは意見が分かれますね。正確にはトマトで煮込まず赤ワインを主体にした大人っぽいラグーソースのことを指すようです。ちなみにミートソースがホールトマトやケチャップが入るイメージです。

⑵オイル(塩)系

・アーリオオーリオペペロンチーノ:鷹の爪、オリーブオイル、ニンニクで作る超シンプルパスタ。

・カチョエペぺ:硬いチーズと黒胡椒のシンプルパスタ。これも分類が迷うところです。

・ボンゴレビアンコ:これも意見分かれそうです。白ワインでアサリを炊いたパスタ。ちなみにトマトソースでアサリを炊いたらボンゴレロッソ。

⑶クリーム系

・アッラ・カルボナーラ:ベーコン、卵、生クリームを使った人気パスタ。「炭火焼風」の意味です。私の解釈では、ベーコンをしっかり焦がして黒胡椒たっぷりが気分です。

・明太子クリーム:日本人の発明っぽいので和風でも良さそうですが、白ワインと生クリーム、バターなどで作られることが多いですね。

⑷その他

・バジリコ(ジェノバ風):バジルと松の実、ニンニク、チーズ等で作ったペーストで作られるパスタ。

・トラパネーぜ:バジル、アーモンド、トマトを細かくしてペースト状にしたもので和えるパスタ。

⑸和風系

出汁や醤油等を使って作られるパスタですね。厳密にはイタリアンではないですが、日本ではメニューにあるので分類に入れました。

いかがでしょうか?私は専門ではないのでざっくりですけど、パスタは形も色々あるし、同じソースでもショートパスタで作るのとスパゲッティで作るのも全然味わいが違って面白いですよね。あとはちょっとしたキーワードを覚えたりするのも面白いかもしれません。「木こり風(キノコを使った)」「フンギ(キノコ)」「娼婦風」「漁師風」とかですね。

お腹が空いてきたのでそろそろこの辺で。

竹中商店では、パスタソースも販売しています。6月から新しいものも登場するのでお楽しみに。